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新新・社長の昼めし No.49 神保町 餃子の肉太郎
No.49 餃子定食 950円 ★★☆
閉店した町中華料理店のあとに出来て1カ月、ラーメン店から業態変容(女将さんの話)してユニークな餃子店には毎日行列が出来るほど流行っています。真向かいが馴染みの天婦羅『いもや』、ここも並んでいます。2日前はここで鱧を追加して天婦羅定食を食べました。
さて、ハキハキと元気のいい女将さんの案内で券売機で餃子定食(950円)のチケットをゲットし、梅キュウリの小鉢を券売機の下から取り出してカウンター席へ。座ってなるほどと頷きました。前の町中華を居抜きで買ったような店内光景でした。カウンター前の仕切り窓はなく、キッチンが丸見えの開放的な調理場に変貌していました。しばらくすると餃子定食が供されました。しっかりと焼かれた焼き餃子はやや大きく丸みがかっていました。表は少し焦げて歯ごたえのあるパリパリ感がたっぷり、裏は餡の柔らかい肉がすぐ飛び出てしまうほどジューシーな肉と今まで食べたことがない衝撃的な食感です。しかも熱々、火傷しないかとヒヤヒヤしながら独特の餃子を味わいました。美味。かためのご飯と濃口に見えますが実はそうでもないスープは小さめの器でしたから餃子の出来栄えが映えました。餃子といえば『おけい』(その昔は神保町、今は飯田橋)の餃子が美味いと思いましたが、ここの餃子は重量感のある新感覚そのものです。従業員の方々も明るく楽しんでシゴトをしているようで、それに輪をかけて女将さんのテキパキ、ハキハキした声が伝わってきて元気をもらった気になります。